調子と馬体重について
ダービースタリオンGOLD(ダビスタゴールド)の「調子」と「馬体重」についての基礎知識とノウハウです。 「調教について」と「効果的な調教メニュー」と併せて参考にして下さい。
ダービースタリオンGOLD(ダビスタゴールド)の「調子」と「馬体重」についての基礎知識とノウハウです。 「調教について」と「効果的な調教メニュー」と併せて参考にして下さい。
調子と馬体重を管理するための簡単なポイントは上のようになります。 調教師のコメントから判断する調子と馬体重について説明します。
能力の高い馬は、状態が「80」以上なら重賞でも好結果を期待できます。 [A]は3ヶ月以内の前走に負けている場合のみで、それ以外は[B]になります。 [C]は理想体重より体重が多い場合、低い場合は[D]になります。 なので、[C]と[D]は理想体重の目安になります。
馬は理想体重の時に100%の力を発揮できます。 理想体重は、調教師に「まだちょっと太め」と言われた状態から、マイナス8~10キロとなります。 また、時期によって理想体重は変化します。
調教によって、現在の調子を1段階進ませることができます。 ただし、疲労の蓄積が多い状態、もしくは、ガレ気味の状態の時は殆ど効果がありません。
なので、このような状態の時は、一切調教をせずに1~2週進め、馬体重と疲労を回復させる必要があります。 調子を1段階進ませるには以下のA~Cが有効です。
この中で最も効果的なのが「併せ」です。 ただし、「併せ」は馬体重が6キロ減るので、ガレ気味になる可能性があります。 そうなると、逆効果となるので、現在の馬体重を考えて調教する必要があります。
芝と坂路の「馬なり」は、2本目の調教は調子を進ませる効果があるので、それを利用する方法です。 ただし、疲労の蓄積が多い状態だと「馬なり」でも故障する可能性があります。
とくに、健康面に不安のある馬は注意が必要です。 また、ダート、ウッド、ポリトラックの「馬なり」は、スピードとスタミナが上がらないので、あまりおすすめできません。
関東の「一柳厩舎」へ転厩させると、調子が高確率で上向きになります。 なので、それを利用して一時的に「一柳厩舎」へ転厩させ、1~2週後に元の厩舎へ戻せば、短期間で調子を上向きにできます。
馬の調子を維持したい場合は、以下のA~Cの調教が効果的です。 ただし、維持できたとしても5週くらいが限界です。 それ以降は、調子が下降(変化)します。
調子を維持しながら馬体重を減らしたい場合はプール、それ以外は芝「馬なり」がおすすめです。 ダート「馬なり」は、プール施設がない場合の健康面に不安のある馬におすすめです。